胃腸に負担をかける生活を
送っていませんか
胃腸の不調は、体質から来るものだと諦めていませんか。
胃腸が弱い方は、体質だから仕方ないというイメージがありますが、じつはそうではありません。
胃腸のトラブルとなる原因は、細菌やアレルギー、ストレス、加齢など多岐にわたり、多くの場合は体質ではなく生活習慣が関係しています。
症状は、胃もたれや吐き気、肌荒れ、便秘などさまざまです。
また、腸には免疫に関わる細胞が存在するため、胃腸の不調によって体調を崩しやすくなることもあります。
胃腸の健康を保つためには、日々の生活で胃腸に負担をかけないことが大切です。
夜間の飲食や暴飲暴食などはやめましょう。
こちらの記事では、胃腸の不調の原因や症状、対処法・予防法について詳しくご紹介します。
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目次
胃腸が弱ると
次のような不調につながります
おなかの調子がすぐれないと、日々の食事も楽しめず、気分も落ちこんでしまうのではないでしょうか。
胃腸の調子が悪いと、次のようなトラブルをもたらすこともあります。
- 好物があるのに食欲がわかない
- 吐き気がしてなにも口にできない
- 何日も便秘でおなかが張っている
- 揚げものを食べるとすぐに胃もたれする
- 風邪を引きやすくなった
- アレルギーがだんだんひどくなっている
胃腸の不調はさまざまな症状を
もたらします
胃腸に不調を感じるおもな原因
胃腸の不調を感じる原因として、次のようなことが考えられます。
●生活習慣の乱れ
不規則なリズムでの食事や暴飲暴食などを繰り返していると、消化・吸収に時間がかかり胃腸の不調を感じる場合もあります。
●ウイルスや細菌、寄生虫による感染症
胃腸の不調は、ウイルスや細菌、寄生虫による感染症が原因となることもあります。
・ノロウイルスやロタウイルス
急性の胃腸炎の場合、ノロウイルスやロタウイルス、アデノウイルスといったウイルスによる感染が原因となることが多いです。
・ピロリ菌
ピロリ菌は、胃の粘膜にすみついて胃の壁にダメージを与える細菌です。
細胞を弱らせる毒素を出すため、慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍になりやすくなります。
はっきりとした感染経路はわかりませんが、おもに食べものや飲みものによる経口感染が疑われます。
●アレルギー
アレルギーには、すぐに症状が現れる「即時型アレルギー」と、数日してから症状が現れる「遅延型アレルギー」の2種類があります。
胃腸の不調は、遅延型アレルギーの症状のひとつとして現れることもあります。
●ストレス
胃腸のはたらきは、自律神経によって調節されています。
過度なストレスを感じていると「肝」を痛めることにつながり、自律神経のはたらきが崩れ、胃腸の不調を感じやすくなります。
●寒暖差
気温が急激に変化するような時期は、寒暖差によって腸の血行が悪くなり、胃腸に不調を感じることもあります。
●疲労や寝不足
疲労がたまっていたり、寝不足の状態がつづいていたりすると、胃腸の働きを調節している自律神経が不安定になり、胃腸に不調を感じるようになります。
●加齢
年を重ねるにつれて胃腸の働きは低下していきます。
食べものの消化・吸収に時間がかかるため、胃腸に不調が出やすくなります。
●「脾」のはたらきの低下
東洋医学において、「脾」は「胃」とともに食べものの消化・吸収に関わるはたらきをしていると考えられています。
この「脾」のはたらきが低下している場合、胃腸の調子が悪くなることがあります。
胃腸の不調のおもな症状
胃腸の不調によって起こる症状はさまざまです。
●食欲不振
胃腸のはたらきが悪くなると、消化・吸収に時間がかかるため、食欲がわきにくくなることもあります。
●吐き気やげっぷ
通常、体内を流れる「気」は、下降していくと考えられています。
なんらかの原因によって気の循環が乱れていると、「気逆」とよばれる気の逆流現象が生じ、吐き気やげっぷなどが生じやすくなります。
また「気逆」の状態は、更年期障害のような症状をもたらすこともあります。
●胃の痛み
胃腸に不調が生じると、みぞおちや下腹部のあたりが痛むこともあります。
●膨満感
胃腸の不調によって胃が膨らみすぎたり、腸内でガスが発生したりしてしまうと、おなかが圧迫されているような感覚を覚える場合もあります。
●胸やけ・胃もたれ
胃液が逆流してしまうことで、みぞうちの上のあたりがジリジリと焼けるように痛むことがあります。
また、胃のはたらきが低下していることで、食後に胃が重苦しく感じられたりもします。
●便通の異常
胃腸の不調によって消化・吸収がうまくいかなくなると、便秘や下痢のような便通の異常をともなうこともあります。
●アレルギー症状の悪化
胃腸のはたらきが悪くなると、腸でつくられるアレルギー反応を軽減する物質が少なくなるため、アレルギーの症状が悪化することもあります。
●免疫力の低下
免疫細胞の多くは、腸に集中しているといわれています。
胃腸の調子が悪くなると免疫力が低下し、風邪を引きやすくなります。
●不眠や情緒不安定
胃腸の不調は精神的なストレスの影響を受けやすく、不眠や情緒不安定といった症状と一緒に起こることもあります。
●肌荒れや月経異常
胃腸の不調は、東洋医学でいうと「腎」のはたらきが弱くなっている状態です。
「腎」のはたらきが弱くなると、ニキビといった肌荒れや月経異常、冷え性といった症状も現れやすくなります。
●肩こり
胃腸のはたらきが悪いと、栄養を体内に取り込みにくくなります。
すると、質のよい筋肉をつくることができず、肩こりにつながる可能性もあります。
●頭痛
胃腸に不調が生じると、体内の水分を排出することがむずかしくなり、疲れやすくなったり、頭痛を感じたりします。
胃腸の調子を整えましょう
胃腸の不調の対処法
胃腸の不調を改善するために、次のような対処法を行いましょう。
●十分な睡眠を取る
身体の疲れが胃腸の不調をもたらすこともあります。
日ごろから十分な睡眠を取るようにしましょう。
また、夜遅くに食事を摂ると、眠ってからも消化活動をつづけなければならず、胃が疲れやすくなります。
食事は寝る3時間前までには済ませましょう。
●発酵食品や食物繊維を食べる
胃腸の調子を整えたい方には、ヨーグルトがおすすめです。
LG21菌やラクトフェリン菌といった乳酸菌の含まれたヨーグルトを毎日食べると、便の臭いを発生させる細菌の発育を抑制するといわれています。
また、腸内環境を整える腸内細菌は食物繊維をエサにしています。
玄米やさつまいも、こんにゃく、きのこ、わかめといった食物繊維が豊富な食品も毎日の食事に取り入れましょう。
●軽い運動を行う
軽い運動を行うことで内臓が刺激され、不調が和らぐこともあります。
ウォーキングや体幹トレーニング、ストレッチなどを1日30分以上つづけてみましょう。
●ツボをおす
胃腸のはたらきを整えるツボは中脘(ちゅうかん)、関元(かんげん)、天枢(てんすう)などです。
この部分を重点的にツボおしマッサージしましょう。
・中脘(ちゅうかん)
みぞおちとへその間にあるツボです。
胃もたれや食欲不振などに悩んでいる方におすすめです。
・関元(かんげん)
へそから指4本分ほど下にあるツボです。
自律神経のはたらきを整えたい方におすすめです。
・天枢(てんすう)
へそから指2本分ほど横にあるツボです。
腸の調子を整えたい方におすすめです。
●温かい飲みものを飲む
身体が冷えることによって、胃腸の不調が悪化することもあります。
胃腸の調子がすぐれないときは、冷たいものよりも少し温かい飲みものを飲むようにしましょう。
身体を温めるしょうが湯やシナモンティー、紅茶などがおすすめです。
胃腸の不調の予防法
胃腸の調子を整えるために、日常生活では次のような点に気を配りましょう。
●背中をマッサージする
季節の変わり目に、背中の張りや気分の変動が激しくなる場合、自律神経が乱れているサインが出ている可能性があります。
胃腸の不調につながる前に、背中をマッサージやストレッチポールでほぐしてみましょう。
●冷たい飲みものを控える
冷たい飲みものを飲むと、胃に負担がかかりやすくなります。
とくに夏場の暑さでは、ついつい冷えた飲みものやアイスを食べてしまいやすいものです。
冷たすぎる食べものがそのまま胃に入ると、胃腸の機能が低下するため、飲みものはできるだけ常温のものを飲むようにしましょう。
●腹八分を心がける
暴飲暴食によって胃腸のはたらきが悪くなることがあります。
普段の食事は腹八分で食べることを心がけるようにしましょう。
●湯船に浸かる
身体の冷えが胃腸の不調を招くこともあります。
時間がある日はじっくりと湯船に浸かり、外側から全身を温めましょう。
●夜間に飲食しない
寝る前に飲食してしまうと、寝ている間も消化・吸収を行わなければならず、胃腸が十分に休まりません。
胃腸の調子がよいときであっても、寝る3時間前には食事を終わらせるようにしましょう。
●おなかや足先を冷やさない
おなかや足先の冷えによって、胃腸の調子が悪くなるケースもあります。
はらまきや長めの靴下などをつかって、身体を冷やさないようにしましょう。
●ストレスを発散する
ストレスを溜めこみすぎていると、胃酸の分泌が増え、胃の調子がおかしくなることがあります。
適度な運動や気分転換などご自身にあった方法でストレスをこまめに発散させるようにしましょう。
●禁煙する
たばこを吸うと、胃の粘膜にある血管が収縮し、血行が悪くなって胃痛の原因となる場合もあります。
胃腸の調子がよくないと感じている喫煙者は、一度禁煙に挑戦してみましょう。
川崎中央はりきゅう院の
【胃腸の不調】アプローチ方法
「胃腸の不調」は生活習慣の乱れやピロリ菌などの感染、ストレスや悩み、アレルギー、気温の寒暖差など多くの原因があると考えております。
胃腸の働きは、自律神経によって調節されており、うまく調整ができなくなることで消化不良や胃酸過多、お腹の痛み、胃酸が上がってくる、げっぷが増える、便秘など色々な症状が出現してきます。
当院では四診法や理学検査、バイタル測定などおこない、身体の状態に合わせてはりきゅう施術や低周波治療を行っていきます。
はりきゅう施術においては、胃腸の機能を調整するツボは背中やお腹周り、手足にあります。また当院施術の「基本穴」を中心に施術をおこないます。
西井式医療マッサージで丹念に腰背部や手足の筋緊張や拘縮を改善させながら、胃腸の機能(自律神経の乱れ)改善を目指します。
原因によって症状の出方が異なるのでアプローチの仕方も変わります。
また、自律神経を整える施術やストレスを緩和させて筋緊張を和らげる施術など、当院では何通りものアプローチ方法があります。
詳しく検査を行い、患者様の症状の出方にあわせた筋肉、筋膜へのアプローチや選穴など、オーダーメイドの施術をいたします。
著者 Writer
- ニシイ サトシ
西井 聡 - 所有資格 :はり師・きゅう師・按摩マッサージ指圧師
血液型 :O型
出身 :神奈川県川崎市川崎区
趣味 :ゴルフ
メッセージ:この度は川崎中央はりきゅう院のホームページをご覧頂き誠にありがとうございます。
当院は1949年に初代院長故西井七郎師が創設し、現在に引き継がれた信頼と実績のある東洋医学の総合治療院です。
鍼灸・マッサージを通し多くの方とのご縁を頂き、地元をはじめ遠方からも幅広い年齢層の方々にお越しいただいております。
患者様の自然治癒力を引き出し、内側から健康で元気な毎日を過ごせますようお手伝い出来ましたら幸いです。
一人ひとりのお身体にあわせたオーダーメイドの治療で今後も多くの患者様のお役に立てるよう研鑽し、日々精進して参ります。
お辛い症状でお悩みの方、どんな症状でもお一人で悩まずご相談下さい。
施術メニュー
MENU
鍼灸
(はりきゅう)
中国鍼灸医学由来の「頭鍼診察法」をベースに西井式頭鍼療法を取り入れているのが特徴です。 脳血管障害後遺症や認知症の施術、腰痛や坐骨神経痛、関節痛、更年期障害、スポーツ障害、交通事故後遺症など幅広い症状に取り組んでいます。
マッサージ
初代院長/西井七郎老師(平成4年黄綬褒章拝領)が考案した西井式医療マッサージは二代目院長/西井一馬老師によって改良が加えられ現在のマッサージの基礎となりました。
保険鍼灸(はりきゅう)
・マッサージ
保険ではりきゅう施術を受けるためには、保険医療機関で医師の発行する施術同意書が必要になります。
このほか、はりきゅう施術の場合適応疾患が「腰痛症」「頚腕症候群」「神経痛」「頚椎捻挫後遺症」「五十肩」「リウマチ」に限定されます。
保険でマッサージ施術を受けるためにも保険医療機関で医師の発行する施術同意書が必要になります。
この場合、医師が同意する施術部位の詳細な記載が求められます。
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寝たきりや、医療機関に自力で通院できないなどの症状があり、保険医療機関の医師の同意書が発行された場合、健康保険適用で医療マッサージを受けることができます。 身体障害者手帳1〜2級または生保の患者様は負担はありません。
交通事故施術
当院は自賠責保険、損害保険適応しております。
交通事故による怪我や後遺症の施術、悩みなどご相談にのります。お気軽にお電話ください。
むちうちや打撲、骨折の術後後遺症、手足のしびれなどの症状のある方に、はりきゅう施術、マッサージ施術、運動療法などひとり一人に合わせた施術を心がけております。
小児鍼
小児の施術はローラー鍼を用います。ローラー鍼とは、名前に「鍼」とついていますが、皮膚に刺入しない鍼です。
ゴツゴツとした凹凸が無数についていますが、先端は尖っておらず、優しく皮膚を刺激していきます。
当院のご紹介
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